北海道防衛局では「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」に基づき、自衛隊や在日米軍の飛行場の運用に伴う航空機による騒音の障害を防止又は軽減するために、皆様方がお住まいの住宅に対して防音工事の助成を行っています。
住宅防音工事に係る費用は原則100%補助です。
※限度額が設けられていますので、それを超えた金額は自己負担となります。
※また、ご本人の都合で材料等をグレードアップするための費用についても自己負担となります。
当社は、平成14年の会社設立から延べ158件の防音工事の施工実績がございます。リフォームについて詳しくは、お問い合わせください。
演習場周辺住宅防音事業とは
演習場周辺住宅防音工事の対象区域(住宅防音区域)内に、指定される以前からある住宅の所有者や住民の皆様方が、砲撃音騒音による障害を防止し、または軽減するために行う防音工事に対して、「演習場周辺住宅防音事業補助金交付要綱(平成19年防衛省訓令第109号)」などに基づき、行われる補助事業です。
演習場周辺住宅防音及び移転補償等の対象区域
【Lcden】
■Lcdenとは「Day Evening Night Average C Weighted Sound Pressure Level」
(C特性時間帯補正等価音圧レベル)の略で、砲撃音騒音の「うるささ」を表す単位です。砲撃音には「衝撃性が強い・低周波成分が多い」という特徴がありますが、航空機騒音と同じく、音の発生には間隔があることから、航空機騒音の評価方法の考え方にならって、1日の間に発生した砲撃音の総エネルギー量を1日で平均して、更に砲撃音の特徴である衝撃性及び低周波による影響の補正を行ったものになります。
補助金の交付が受けられる住宅
補助の対象となる工事区分及び居室数
工事内容
防音工事の工法や使用する材料の性能などについて防衛省が定める「演習場周辺住宅防音工事標準仕方書」に基づき、天井及び外壁の遮音、吸音工事(ただし、鉄筋コンクリート造は施工しない)、開口部の遮音工事及び空気調和工事(換気設備及び冷暖房設備の設置)などの必要な工事を実施します。
計画防音量 | 25dB以上 | 22dB以上 | |
工事内容 | 屋根 | 在来のまま | |
天井 | 在来天井を撤去し、防音天井に改造 | ||
壁 | 在来壁を撤去し防音壁に改造 | ||
外部開口部 | 防音サッシ(A工法用)の取付 | 防音サッシ(B工法用)の取付 | |
内部開口部 | 防音建具(襖、ガラス戸等)の取付 | ||
床 | 原則として在来のまま | ||
空気調和設備 | 換気扇及び冷暖房機(FF式ストーブ又はエアコン)等の設置 換気扇は、防音工事を行う居室に1台設置。ただし、防音工事を行う隣り合う2居室が引き戸で区切られている場合は2室で1台。 冷暖房機は、A工法の場合最大4台まで、B工法の場合最大2台まだ設置可能。 ただし、既存に設置されていれば対象外。 | ||
その他 | 防音工事に伴う必要な工事 |